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ちらっと参照 〜 アメリカで「も」カソリック教会スキャンダル

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ちらっと参照 > カソリック教会スキャンダル

The worst crisis in the US Church's history
米宗教史上、最大(最悪)の危機

Deep and/but Light

性・・・、"聖"職者の児童への性的虐待

カトリック教会の聖職者による未成年者や修道女への性的虐待のニュースは、衝撃的でしたが、その後の対応の悪さも衝撃的でした。

* 大体の流れを下記サイトより抜粋してみました:

12/1993 ボストン大司教区を最初に震撼させたのは、1960年代に100人もの少年少女を虐待したジェームス・ポーター師。禁固18-20年の刑が申し渡されたが、当時はボストンの枢機卿(Bernard Law)は、ポーターのケースをaberrant(常軌を逸した事)とし、メディアの追求を非難。

01/2002 米紙、ボストン・グローブが特集記事を組み、35年間、米カトリック教会ボストン大司教区の神父として務め、130人以上の少年を虐待したジョン・ゲーガンの性的虐待暦、又、カトリック教会の隠蔽行為を暴露。これをきっかけに被害者達が次々に名乗り出し、他の聖職者による虐待を訴え、

"The worst crisis in the US Church's history"(「米宗教史上、最大(最悪)の危機」 )

・・・と呼ばれる不祥事に発展。


90年代半ばから被害者が名乗り出て、そこからボストン大司教区自体で、被害者を脅迫、買収などで黙らせ、問題のあった神父を別の教会区へと異動させたりカウンセリングを受けさせるだけで、適切な対応が取られていなかった事が更に被害者を増やした事が特集記事に書かれた。

01/2002 ゲーガンは禁固9-10年の有罪判決を受ける。

03/2002 ボストン大司教区は、ゲーガンの被害者86人に総額3,000万ドル支払う事で和解。(他の被害者にも既に1,500万ドル和解金を払っている。)

04/2002 今年4月に亡くなったヨハネ・パウロ二世もスキャンダルに対応する為、直接、指揮を執り、アメリカ枢機卿、全13人らを召喚、異例の特別会議を開いた。一度でも虐待すれば、教会職は剥奪という考えを会議冒頭で示したものの、「悔い改める者を許す」とのカトリックの教えと合わないとの事で、具体的な対応策は明文化出来ずに終わる。

05/2002 元ボストン大司教区の神父ポール・シャンリー(71)をサンディエゴ自宅で逮捕。当時6歳だった少年を虐待し、以後8年間性行為を強要した。

05/2002 メリーランド州ボルティモアにて9年前に性的虐待を受けた26歳の男性が、神父を銃撃、重症を負わせ、殺人未遂の疑いで逮捕される。性的虐待問題が銃撃事件に発展したとして、全米は衝撃を受ける。

05/2002 コネチカット州にて、性的虐待問題で被害者達から告発されていた聖職者が自殺。このスキャンダルで自殺した聖職者はこれで2人目。これまでに教会責任者の地位を解任されたり辞職に追い込まれた神父は約180人となる。

05/2002 ウィスコンシン州ミルウォーキーの大司教が元神学生によって告発され辞任。

・・等々。06/2002にはカトリック教会が虐待の疑いで解任した神父は全米で250人となる。


2002年末までには1,200人もの神父が全国で告発され、被害者に支払われた和解金・賠償金は、10億ドル以上となり財政難に陥る。そのうちジョン・ゲーガンの被害者だけで1億ドル。

アルゼンチン、ドイツ、アイルランド、ポーランド、スコットランド、カナダ、スイス、オーストラリアなど世界中で損害賠償訴訟が起こされたり、司教らが辞任した。

12/2002 前述のボストン枢機卿、バーナルド(バーナードとの表記もあり)・ロウ(72)の辞任がヨハネ・パウロ二世によって承諾される。(ちなみに、彼のポジションは聖職者として、アメリカで最も重要とされるポジションの1つだそうで、又、こういったスキャンダルの処置を誤った事で辞任する初めてのアメリカの高位聖職者だったそうです。)


04/2003 元々ボストン・グローブ紙の記事に協会側は法的措置をちらつかせ、圧力をかけていたものの、結局、被害者が次から次へと名乗り出て、大きな社会問題となった。同紙はピューリツァー賞を受賞。

08/2003 性的虐待で服役中だったジョン・ゲーガン(67)、刑務所内にて他の受刑者に殺害された。(アメリカの刑務所内って、性犯罪者は他の受刑者に、かなり虐められるらしいです。ゲーガンの場合、homophobia(同性愛を嫌う)受刑者に殺害されたそうです。)

プロテスタントと違い、生涯独身の誓いを立てる事がカトリック教会で聖職者となる条件である事を問題視する声を多く見聞きしましたが、ノーマルな性的関係を持てない人達が隠れ蓑として神父になる事がある、とか、禁欲を求められる事への心理的プレッシャーが原因といった声もある様です。

又、母子家庭が少なくない米国では神父が「父親代わり」になり子供の相談相手になる事が多いらしく、信頼していた神父が実はプレデターだった、なんて、ショックですよね。

カソリック教会の信頼回復にはまだまだ時間がかかっている様です。

詳細抜粋HP:
» The Boston Globe
» Wikipedia > Bernard Cardinal Law
» Wipikedia > Catholic Church Sex Abuse Scandal
» 東京サレジオ学園(日本語)

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Catholic Scandal Joke / カソリック教会スキャンダルに関するジョーク

Deep and/but Light

英語のジョーク > 画像ファイル de Joke

おまけ / extra

イメージ画像でのジョークでも聖職者の児童への性的虐待を風刺したものがありますので、どうぞ。

* Stained Glass(ステンドグラス)に隠れた神父の・・・?

U Want More? »  性・・”聖”職者

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(テレビ)映画で見るカソリック教会スキャンダル

おまけ / extra

テレビ映画 Our Fathers [輸入DVD]

2005 / 129 min. / NR / Showtime Networks / 空海お薦め度: ♦ ♦ ♦ ♦

 

Cardinal Bernard Lawを演じたのは、名優Christopher Plummer (インサイダー / ナショナル・トレジャー [Blu-ray] / ビューティフル・マインド / 12モンキーズ)。

過去、性的虐待を受けた人達のインタビューもDVDで見る事が可能。少年の時に虐待を受けた人達が苦悩する様子、ボストン・グローブの取材、裁判、ローマ法王の介入などが見る事が出来る。

名優に演じられた事により、良い人っぽく描かれている枢機卿ですが、最後に、ポープにより保護され過ぎていた事もテロップで流れます。

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