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ディープなアメリカ: 事件

Trayvon Martin | トレイヴォン・マーティン
17歳黒人少年殺害事件


Trayvon Martin / トレイヴォン・マーティン

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High-Profile Case & Trial / よく知られている事件と裁判

トレイヴォン・マーティン: フロリダ、17歳黒人少年殺害事件

Who's Trayvon Martin?


Trayvon Martin (a)grio.com

Trayvon Martin / トレイヴォン・マーティン
(02/05/1995-02/26/2012(17歳) / 殺害者:George Zimmerman(1983生 | 当時28歳) / Miami, FL / Source: theGrio.com + References)



警官になりたがっていた(ケドなれなかった)自警団、George Zimmerman(ジョージ・ジマーマン)に「怪しい」と疑われ、暗がりで付け回され、直面した所、揉み合いになり、撃たれて殺害された17歳になったばかりの黒人少年。 正当防衛を掲げての06-07/2013の裁判での無罪判決で、アメリカ在住の半分は気分を害し、少年の死に涙し、「正当防衛法」に対し物議を醸した。

This Page Uploaded on 08/26/2014

黒人少年射殺事件詳細

Black Teenager Shooting Case Details

:: 事件の流れ ::

フロリダ州マイアミ出身。南フロリダ郊外に母親(Sybrina Fulton)と住むトレイヴォンは、父親(Tracy Martin)とフィアンセの住むマイアミを訪れていた。

事件は、近所の7-11にアイスティーと(近い将来の)義理の弟用にSkittles(スキットルズ: fruit candy)を買いに行った帰り、2004年より2012年の間に警察へ46回通報した(*1)ボランティア自警団ジョージ・ジマーマン(1983生 | 当時28歳)に見かけられ、怪しいと疑われた事から始まった。

7:09pm、ジマーマンは、緊急用ではない番号に"Hey, we've had some break-ins in my neighborhood, and there's a real suspicious guy at Retreat View Circle. This guy looks like he's up to no good. These a--holes always get away."(*1) (「近所で不法侵入事件が何件かあって、凄く怪しげな奴がいて、何か悪い事をしそうだ。こいつらくそったれは、いつも逃げるんだ。」)と通報、初めは車で、その後、車から降りて付け回した。

一方、7-11で買い物を済ませ、彼女と電話で話しながら家に戻ろうとする中、Creep(気味の悪い奴)に追いかけられている事を彼女に話し、走る様に言われたトレイヴォン。

走り出したトレイヴォン。車から降り追いかけ、"oh shit, he's running."(ヤバイ!走り出したよ。)と話すジマーマン、Dispatcher(警察の通信指令係)に追いかけているのか聞かれ、そうだと応えると、"We don't need you to do that."と追いかけない様に指示を受け、了解する。

警察が行くから待っている様に言われ電話を切ったジマーマン、まだトレイヴォンと電話中の女友達は、誰かがトレイヴォンに「何してんだよ?」と直面、トレイヴォンは「何で俺を付け回すんだよ?」と質問した後、ぶつかった音を聞き、電話が切れた。

何度もかけ直そうとするが繋がらない中、2人の揉み合いを見た近所の人が警察に通報し始める。通報した近所の人の裁判での証言からもマーシャルアーツ的な揉み合いがあった事は確認出来た。別の通報者は、誰かが「助けて!」と叫んでいるのを聞き、その直後、発砲を耳にする。(7:16pm)

初めの通報7:09から銃声が聞こえた通報7:16まで、たかだが7分間。丸腰のティーンエイジャーは滞在先から100ヤード(91.44m)手前で射殺された。

警察に追いかけない様に言われたのに追いかけたジマーマンは、後に付け回したのではなく「道の名前を確認する為に歩いていたら直面しトレイヴォンが近づいて来て、顔にパンチした。」と話した。

助けてと叫んだのは「ジョージの声だ。」と断言する家族・友人達。あくまでもaggressor(攻撃者)はトレイヴォンで、身の危険を感じたとするジマーマンは、証言台に立つ事はなかった。


:: 問題点 ::

1. 人種差別
a. 黒人というだけで、怪しいと疑った形跡のあるジマーマン
b. ジマーマンの言葉のみを頭から信じ少年1人を殺害後、身柄は一時拘束されるものの一晩中拘束される事はなく、揉み合い中の傷の治療と尋問後、Stand Your Ground Lawで疑う余地はなく、拘束力もない為自宅に帰した警察官達
(c. もし黒人が射殺していたのであれば、正当防衛は通用せず、逮捕され、有罪判決を受けていたと誰もが信じている)

2. Stand Your Ground Law
a. 正当防衛を掲げた事で、逮捕もされず、抗議運動が起こりマスメディアで取上げられ、04/11にsecond-degree murder(第2級殺人)で起訴され、逮捕に時間がかかった事。
b. 丸腰の少年が撃たれたにも関わらず、「正当防衛だ」「殺されるかと思った」との言葉のみで無罪判決が出た事。
(c. Shoot First Lawとも呼ばれ、撃って殺してしまった者勝ちの如く、後から、「身の危険を感じた」「相手が銃を向けたと思った」と話す事も可能な点。まさにThe dead can't speak.(死人に口なし。))

3. 検察力 vs 弁護力 & 陪審員 & 証人
a. 検察官の完全なる準備不足、弁護側にも気分を害させる程の欠陥が何度もあったにも関わらず、検察官側のアプローチ・陪審員選択・準備不足・ミスが大きく影響した点
b. 「正当防衛法」自体に穴があるだけでなく、一部陪審員を混乱させる訴因もあった事。(質問しておいて、具体的な質問をする様指示を受け、質問し直す事もなくすぐに評決が出るのは確実なる「?」だ。)
c. 高校生ながら如何に身長が高かったかを示す等身大のカードボードを使った弁護側、上から座って押さえ込んで殴りつける様子まで陪審員に演じて見せてしまった検察側。
d. 裁判の最後にきて、lesser included offense(包括犯罪)のmanslaughter(過失致死罪)をjury instruction(陪審員指示書: 更なる詳細)に入れるべきと裁判官に申し渡され、第2級殺人から軽減し第3級重罪致死罪に変更しようとのトライは浅はかに見えた。)
(e. 偏った見方をする事が10分話を聞けば分かる陪審員が検察側から削られる事がなかった点、証人の選択や検察側と弁護士側の裁判の準備次第、6人だけの陪審員次第で、事件・評決が変わってしまう事

4. メディア
a. 高校で3度目の停学中、父親と彼の婚約者を訪れていた事の出来事だった事、裁判前、裁判中にトレイヴォンのマリファナを吸っている写真や(ギャングスタ・)ラッパーもどきのポーズや歯にグリルをつけた写真が裁判中も使用された。
b. 体内からもマリファナが検出されたと、丸腰で付け回されて撃たれて殺害された少年に非があるかの様な報道もあった。
c. 基本的に事件をマスコミなどで聞いていない・予備知識がない人達が陪審員に選択されるハズだ - が逮捕までにも時間がかかり、裁判が始まるまでも十分な時間があり、同じ州に住んでいなくてもこの事件を何れからかの眼で見た報道を見聞きしているはず。(弁護側に呆れる様なknock-knock jokeにされる程)
(d. 共和党・右・Fox支持者は、ジマーマンの正当防衛を150%信じ、如何に、民主党・左・オバマ大統領支持者・リベラル・メディアが何でも人種差別騒ぎにするかを語った。)
(e. 「Hoodie(パーカー)を被り、7-11から歩いて自宅に帰る途中、すぐ様疑われる、こんな事はいつもある事だと、自分にも・自分の子供にもあり得る話だ。」と多くの人がフディーを着て、"I am Trayvon Martin."と抗議運動マーチを行った。)
(f. 道ばたでもお店でもブラックというだけで疑いの眼を向けられる事、警官・裁判でも不公正なプロファイリングで、不当な扱いを受ける事などの現状を踏まえ、オバマ大統領は"Trayvon Martin could have been me, 35 years ago."「トレイヴォン・マーティンは、35年前の自分だったかもしれない。」と話した事までが問題視された。)

5. 銃を持つ人々
a. 催涙ガスやスタンガンの使用で抵抗する人達を抑える事は出来るはず。丸腰の子供相手に銃をかざす人達、精神的に病んでいても銃を簡単に持ててしまうのがマズい。
b. Even driver's license, it will be revoked depends on "accident." (車の免許だって、'事故'次第では、免許取消になるものだ。)

6. ....
a. 狭い良識で、2005年には自分自身が警察に暴行し逮捕歴もあるジマーマン。自警団なのに、自分の住むそして自分が見回る地域なのに道の名前も知らない(と追いかけたのでなく道の名前を見ようとしてたら直面された、とした)。裁判後も事件当時の奥さん(裁判後離婚)、その次の彼女とDVで問題沙汰になってニュースになった。

丸腰の少年 vs 銃を持った警察への通報もお得意の自警団:
暗がりで車で付け回された後、逃げ様と思ったら、次の角で車から降りて来た不気味な男に直面したら・・・。多少学校で問題になっていたり家庭でも反抗期のティーンエイジャーの少年であれば、ケンカにもなる可能性はどこの世界でもある事だろう。自宅までは気味の悪い奴に付け回されて家を知られたくないとも思うだろう。

自警団であれば、名乗るべきだっただろう。

"Hi, my name is George, I'm a neighborhood watch around here. I've never saw you before, but do you live here?"(「自分の名前はジョージで、近所の自警団だよ。前に見た事ないけど、君はここに住んでいるのかい?」)

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トレイヴォン写真 ©

Trayvon Pics ©

»  トレイヴォン・マーティン
ホリスターTシャツ2点: theGrio.com

運動でも使用されたフディーTシャツ:
Trayvon Martin Case: Huffington Post

トレイヴォン・マーティン、雪だるま:
Trayvon: AllHipHop.com

トレイヴォン・マーティンと父親:
Trayvon w/Dad: Precize

事件・裁判詳細情報参照HP

Case / Trial Details Ref. HP

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トレイヴォン・マーティン写真

Trayvon Martin Pic

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